キプロスの預金封鎖はキプロスのFX会社には影響ない?

2013年3月18日に世界中の預金者の背筋を凍らせる事態が起きました。地中海の小国:キプロスにて預金封鎖が行われたのです!

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【ロンドン共同】欧州連合(EU)ユーロ圏財務相会合がキプロスへの財政支援と引き換えに全ての銀行預金への課税を決めたことを受け、キプロス政府は16日、全銀行口座からの引き出しを制限する預金封鎖を開始した。ロイター通信などが報じた。通常は土曜日も開店している小口金融機関が閉店しているほか、現金自動預払機(ATM)からの引き出しやインターネット上での資金移動も制限されている。一部銀行店舗では、早朝から預金を引き出すため預金者が列をつくる騒ぎもあった。18日はキプロスの休日で、同国議会は銀行が営業を再開する19日までに必要な法律を可決し、課税を完了する。
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こn”預金封鎖”とは政府によって文字通り、銀行の預金が封鎖されてしまうことです。封鎖された銀行の口座からは預金が引き出せず、実質的に預金者のお金を政府が没収したようなことになります。今回のキプロスは預金の約10%を課税分として徴収するということで全額ではありませんが、それでも政府によって預金の生殺与奪権が握られていのでいくら戻ってくるかわかったものではありません。

知っての通りキプロスにはいろんなFX会社が展開しています。キプロスは大陸から離れた小さな島のため目立った産業がなく、税制優遇のタックスヘイブンとして外国資本を集める国です。そのため税率も低く、規制もとてもゆるいために多くの金融会社が拠点をここにしていました。ですがタックスヘイブンは税金を取り逃がす他の国にしてみれば面白いことではなく、年々その包囲網が狭まってきてはいました。

さて、ココで気になるのがキプロスに所在を持つ海外FX会社の動向です。

実際に各FX会社に聞いてみたところ、驚くほどどこの会社も平然としており、全然緊迫した雰囲気はありませんでした。

それもそのはず、こういったFX会社はキプロスに所在はあっても、キプロスの銀行を使ってはいないのです。主に使っているのはHSBC、バークレイズ、クレディ・スイスなどの国際的な金融機関の口座です。おすすめNo.1のXEMarketsも、顧客の資産は英国のbarclays銀行にて管理しているためにキプロスで預金封鎖が行われても全く影響はないということです。なにせキプロスにいながら、キプロスの銀行は使っていないのですから。

 

 

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